レトロモダンな家に住んでみたいけど、どんな家にすればいいのかイメージがわかない……。
そんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
この記事では、レトロモダンな家の特徴や、建てる際のポイントを解説します。
さらに、インテリア実例も紹介するので、ぜひ参考にして理想のレトロモダンな家を実現してください。
□レトロモダンな家の特徴
レトロモダンとは、古き良き時代のレトロな要素と、現代的なモダンな要素を融合させたデザインのことです。
1:どこか懐かしく、落ち着きのある空間
レトロモダンな家は、木材をふんだんに使用したり、アンティーク家具を取り入れたりすることで、温かみのある落ち着いた空間を演出します。
昭和レトロな雰囲気や、古民家のような趣を感じさせることで、心落ち着く、穏やかな時間を過ごすことができます。
2:個性的でありながら洗練された印象
レトロモダンな家は、ただレトロなだけでなく、モダンな要素を取り入れることで、洗練された印象に。
例えば、シンプルなデザインの家具や、幾何学模様を取り入れた壁紙などを組み合わせることで、個性的な空間を生み出すことができます。
□レトロモダンな家を建てるポイント
レトロモダンな家を建てるには、内装、家具、小物など、様々な要素を意識する必要があります。
*内装でレトロモダンな雰囲気を演出する
レトロモダンな空間を実現するには、内装にこだわることが重要です。
1:木材をふんだんに取り入れる
床や柱、梁など、木材をふんだんに取り入れることで、レトロモダンな雰囲気を演出できます。
特に、濃いブラウン系の木材は、重厚感があり、落ち着きのある空間を作り出すのに最適です。
2:寄木張りフローリングを採用する
寄木張りフローリングは、小さな木材のピースを規則的に組み合わせた床材で、レトロモダンなインテリアによく用いられます。
ヘリンボーンや市松模様など、様々なパターンがあり、個性的な空間を演出できます。
3:ガラス素材を取り入れる
すりガラスや型板ガラスなど、ガラス素材を取り入れることで、レトロモダンな雰囲気をさらに高めることができます。
ガラスは、光を拡散させ、空間を柔らかく包み込む効果もあります。
*家具でレトロモダンな雰囲気を演出する
家具選びも、レトロモダンな家を建てる上で重要なポイントです。
1:アンティーク家具を取り入れる
アンティーク家具は、年月を経た味わい深さがあり、レトロモダンな空間には欠かせません。
時代箪笥や、洋風の装飾が施された家具など、様々な選択肢があります。
2:レトロな雰囲気の照明を選ぶ
照明も、空間の雰囲気を大きく左右する要素です。
スチールやアルミなどの金属製の照明や、ホーローやすりガラス製のシェードを使った照明などがおすすめです。
3:ソファやテーブルは低めの曲線的なデザインを選ぶ
レトロモダンな空間には、低めの曲線的なデザインの家具が似合います。
ローソファやちゃぶ台、座って使う文机などを置くことで、落ち着きのある空間を演出できます。
*小物でレトロモダンな雰囲気を演出する
家具だけでなく、小物にもこだわると、よりレトロモダンな空間になります。
1:アクセントカラーを取り入れる
レトロモダンな空間では、落ち着いた色合いの木材をベースに、アクセントカラーを取り入れることで、洗練された印象になります。
赤や緑など、くすんだ色合いがおすすめです。
2:ファブリックはくすんだカラーを選ぶ
ソファやイスの座面、カーテン、カーペットなどのファブリックは、くすんだカラーを選ぶと、レトロモダンな雰囲気にぴったりです。
□まとめ
レトロモダンな家は、どこか懐かしく、落ち着きのある空間でありながら、洗練された個性も持ち合わせています。
木材やガラス素材を効果的に使用したり、アンティーク家具やレトロな照明を取り入れたりすることで、理想のレトロモダンな空間を実現できます。
この記事を参考にして、個性的なレトロモダンな家を建ててみてはいかがでしょうか。